津村巧の

著作

TAKUMI TSUMURA'S

BOOKS

 

ホームページ

日記・掲示板

 

 

 

本格推理10:独創の殺人鬼たち

SNOW BOUND

―雪上の足跡―

発行年月日:1997/07/20

サイズ:A6判

ページ数:480

ISBN:4-334-72423-X

定価: 710円

光文社ウェブページはこちら

内容紹介

 関係が良好とはいえない叔父と甥。そんな二人が首を吊って死んでいた。死亡時刻はほぼ同じ。

 しかし、叔父に自殺する理由はないし、甥も金に困っていたようだったが、自殺しなければならない状況ではなかった。そんな二人がなぜ首を吊った……?

著者コメント

 この「本格推理」は、鮎川哲也氏を編者として、短編本格推理小説を一般公募し、その中から10編ほど選んで文庫本にして出版する、という企画だった。

 自分としては、初めて活字になったものである。応募作としては二作目だった。ゲラというのを初めて手にし、「編集作業、てこんなものなのか〜」と妙に感心したのが記憶に残っている。編集者との接触は電話と郵便のみで、直接会ったことはない。したがって、光文社本社がどういう場所にあり、どんなものなのか、未だに分からない。

 応募規定では400字原稿用紙50枚分という制限があったので、まとめるのに苦労した。

 今読み返してみると、50枚以内に収める為か、全体的にちぐはぐしている印象を受ける。

 改稿できるならやってみたいものである。

 この一年後に出された「本格推理12」でも別の短編が採用された。

T O P

 

inserted by FC2 system